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んぐまーま ライフデザイン総合学科 2018年11月号 ライフデザイン総合学科 ~意志堅固?石堅…

2018年11月01日

安谷 元伸

 皆さんのスマートフォンの写真は何年見れるでしょうか?10年?100年?答えは簡単には分かりません。20年ほど前、データの保存にはフロッピーディスクというメディアが利用されていましたが、今はCD-RやDVDなどに代わり使われなくなりました。ただ、CDは生まれて30年ほどのため、記録された文字や写真のデータが100年以上保持できるかどうかは未知数です。しかし、私たちの身近なところには1000年以上データを保存できることが明らかなメディアがあります。それは石です。

んぐまーま11月号 ライフ学科

↑ 四條畷神社にある大正14年の石碑(94年前)2018年10月16日筆者撮影

 写真のような石碑を見たことはあるでしょう。石碑は、音楽などを保存することはできませんが、画像(絵)や文章を記録できます。ただ、石は重いため持ち運びには向きませんし、割れてしまえば修復も難しいものです。雨風で風化して読めなくなった石碑もありますが、各地の石碑は私たちが今使っているメディアよりもはるかに長い時間、文字情報を記録しています。東日本大震災でも、昔の石碑が津波の警告の記憶を残していたことが報じられました。
 このように考えてみると、今使っている情報機器やそのデータを保存するメディアが必ず優れているとは言い切れないことが分かります。全てのメディアには一長一短があるため、何事も過信せずメディアを扱うことが大切だと言えそうです。


んぐまーま 2018年11月号

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