本学の客員教授である大人気絵本作家の長谷川義史さんによる毎年恒例の授業が行われました。受講した保育学科の1年生は絵本を読み聞かせていただき、久しぶりに子どもに戻った気分だったようです。最後にはライブペインティングで「みどりのほし」を描いていただき感動の時間でした。
【絵本の読み聞かせ】
透明感のある水彩絵の具を使った絵本の美しさにみんなうっとり
【長谷川義史さんによるライブペインティング】
「4色の絵の具で僕は描いています。」「いつも立って絵を描きます。」「どんな色もそのままで美しいです。」どの言葉も学生たちの心に響き、強く残りました。
【ライブで描いていただいた星の絵】
【学生の感想】
- 私は「みどりのほし」を子どもたちに読んであげたいなと思いました。私たちが生活している中に本当にたくさんの緑の星が隠れているということ。また自然や生活の中での物の見方を少し変えることで新しく見えてくることがたくさんあるということを伝えたいと思った。そしてそれを自然遊びなどの中で子どもたちと一緒に見つけていきたいなと思いました。
- 真っ白な紙が短時間で素敵な絵で埋まったのは凄いと思った。たった4色という少ない色を混ぜることで、とてもきれいな色になって、またそれが合わさることで全体のバランスが整って見えたので絵の具本来の色を使うのもいいけれど、混ぜたり薄めたりすることで、見え方や感じ方がこんなに変わってくるのかと見ていて思いました。
- 絵は万国共通で黙っていても心で繋がり感じさせてくれるものがあるということがとても心に残りました。人を魅了させる絵を描こうとするのではなく、自分の色で自分の表現で描くことが1番大切だと学べました。
まだまだ長谷川先生の絵本は知らない本もたくさんあるのでこれから読んでお気に入りの本を見つけられたら良いなと思います。そしていつか実習で、子どもたちに読んでみたいと思っています。
- 長谷川先生の読み方がすごく上手でとても聞き入ってしまいました。内容はシンプルで子どもたちに読み聞かせをしても面白いだろうなと思いました。「みどりのほし」は1ページ1ページの絵がとても綺麗で、見ていて飽きなかったです。グラデーションになっていたり、カラフルなページがあったりして面白かったです。また読み聞かせをした後の活動にも繋げられそうだなと思いました。