四條畷学園短期大学

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2018/2/1
学長ブログ

2018年2月号 学長からのメッセージ ~こんなこと・あんなこと~

2 月 の 風 物 詩

「2月の風物詩」と云えば、「節分の豆まき」 「バレンタインデー と チョコレート」 「福寿草 や 蕗のとう」など、数多くありますが、—–。

儺(鬼遣らい/おにやらい)=鬼を追い払うこと。孔子の生きた2600年前の中国に、既に「節分の豆まき」のルーツが存在していました。季節の変わり目(立春/立夏/立秋/立冬)の始まりの日の前日を、「節分」と云います。この季節の変わり目には、邪気(=鬼)が生じると考えられ、それを追い払うための 悪霊(あくりょう)払い が「節分の豆まき」 です。

「豆」など 穀物・果物には、「邪気を払う霊力」があると 考えられ、「豆を捲く」ことで 豆の霊力により「邪気」を払い、「福」を呼び込む と考えられたようです。

関西では 節分の日に、「恵方を向いて 巻き寿司の太巻き(恵方巻き)を食べる(咥える(くわえる))」と云われています。「恵方(えほう)」*とは、その年の歳徳神(としとくじん=吉神)が鎮座する方向のことですので、その方向を向いて 「恵方巻き」を食べる という意味です。
  *恵方=その方向に向かってことを行えば 「万事に吉」とされる

が、何故 太巻きなのでしょうか???
まさに 関西人の面目躍如 というところですが、実は海苔屋さんの宣伝だったとの事です(昭和30年頃)。海苔屋の需要拡大にと、考えついたのです!!! (太巻きにすると 海苔を多く使うので、沢山の海苔が必要になる)

最後は、関西人の冗談めいた「オチ」になってしまいましたが —–。

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