四條畷学園短期大学

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2018/4/1
学長ブログ

2018年4月号 学長からのメッセージ ~こんなこと・あんなこと~

塵(チリ)も積もれば

 「んぐまーま」は 2007年7月 から 四條畷学園短期大学HP に掲載され 今日まで続いているコラムです。これまでは 2人の学長によって 休むことなく 2018年3月号まで担当してきました。

 今回(2018年4月号)は 初めて ライフデザイン総合学科 奥田玲子教授が「エコキャップから世界の子どもにワクチンを」 とのタイトルで ペンを持って戴きました。代々の学生の皆さん方が 絶えることなく回収活動を続けられてきた成果でありますので 是非とも このコラムでの発表をとお願いした次第です。

※副題として「塵も積もれば」と書きましたが「エコキャップ」を「ゴミ」扱いにはしておりません。

 四條畷学園短期大学では、エコ活動推進委員会の活動の一つとして、エコキャップ回収活動をおこなっています。2017年春、保育学科・ライフデザイン総合学科・総合福祉コースのエコ委員の学生たちが、エコキャップ回収BOX付近に、新たにポスターを掲示すると共に、新入生歓迎の場で広く教職員に協力を呼びかけました。1年間の活動の結果、回収したエコキャップの重量は41Kg、約17,630個(ワクチン 10.3人分)でした。

 収益金は、支援団体である「一般社団法人 イエローリボン」を通じて、JCV(世界の子どもにワクチンを 日本委員会)の、世界の子どもたちにポリオワクチンを提供する活動や、障害者施設の就労支援事業などの社会貢献活動に充てられています。

 本学では平成22年度より、この活動を継続して行ってきました。8年間で回収したペットボトルキャップは、累計479.2Kg、約203,086個にもなりました。これはポリオワクチン207人分に相当します。一人ひとりの小さな活動でもみんなで協力し、継続することによって、207人もの世界の子どもたちの命を救うことができました。今後も、この活動を継続していきたいと思います。

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