保育学科1年生による腹話術ショーが北条保育所で行なわれました。
当日は学生のパフォーマンスを楽しみに待ってくれている園児100名が遊戯室を賑わしてくれていました。
この腹話術ショーは選択授業「子ども文化Ⅱ」を受講した11名の学生が学習の成果を子どもたちの前で実践させていただくものです。
学生たちは手作りのパペットを操り、それぞれのシナリオを子どもたちに披露しました。
何気なく投げかけた質問に子どもたちが答え続け、腹話術が続けられないそんな一幕もありましたが子どもたちは初めて見る腹話術にくぎ付けとなり「なんで?」「人形の中に機械はいっとるん?」とお友達と話し合っていました。
学生たちにとっては腹話術の表現を通して、子どもはどんなことに興味を持つのか、またどのような反応をするのか、そして興奮した子どもたちの気持ちに寄り添い、話を聞ける状態にどのように導いていけばよいのかを考える機会となりました。
さらに今後、本格的な実習を経て保育者になっていく学生にとって、大勢の前で話し、演じられたことは一生役立つ経験になったのではないかと思います。 今後も授業内だけで終わるのではなく、子どもたちの前での実践に結び付けられるような機会を用意し、学生の育ちと子どもたちの笑顔につながるような環境をなわたんでは用意していきたいと考えています。
保育学科 香月 欣浩