持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,四條畷学園短期大学としても積極的に取り組もうとしています。
本学が開設している「ボランティア講習会」で、所定の基準を満たした人を委員会が「ボランティア研修認定証」として認定します。具体的な内容は、ボランティアの精神、社会的礼儀、実践方法についての一定の知識を得たことを認定するものです。本学でボランティアを行いたい人はこの研修の受講と認定証の取得が望まれます。この認定証については履歴書への記載が可能です。積極的に受講しましょう。
初心者向けのプログラムを3回設定しています。第1回目は「ボランティア活動の基礎」というテーマでボランティアの本質である自主性や継続性、無償性など基本を理解する。第2回目は外部講師を招き、「ボランティア活動の実際」について事例を通じて学ぶ機会を設けています。
この講習では講演のみでなく、車椅子講習やリフト車体験、福祉用具に実際に触れるなど体験的な学習も実施しています。以上の講習を踏まえたうえで、第3回目の講習会は「1日体験ボランティア」として、高齢者施設や障害者施設及び児童施設など学生の希望に応じた先へ体験的な活動をしてもらいます。
以上、3回にわたる講習を経て、各自が希望するボランティア活動を展開しています。
エコキャップ回収BOX付近に協力要請ポスタ-を掲示しました。回収されたエコキャップは、毎年JCV(世界の子どもにワクチンを日本委員会)の活動に協力しています。
集められたキャップは、リサイクル工場で買い取られ、その売却益がJCVに寄付として届きます。JCVはそのご寄付をワクチンにかえて、途上国の子どもたちに贈っています。エコキャップ2kg(約860個)でポリオワクチン1人分相当の20円になります。わずか 20円 で助かる命があります。
2020年度は新型コロナウイルス感染症対策のためボランティア活動は実施していません。
プッペンテアター部(人形劇部)では学生が主体となり、ボランティア活動として対外的な訪問公演を積極的に実施しています。幼稚園、保育園および各種施設から依頼を受け、ぬいぐるみ人形劇などを公演し、好評を得ています。
初心者でも安心して活動に取り組めるように「ボランティア活動」の基本を修得する場を設定し、段階的に学習を積んだうえで、活動に入る流れとなっている。さらには「ボランティア活動」が一方通行にならない配慮として「記録」をとることを求めている。「記録」を材料にその振り返りをしたり、担当者からの助言を交えながら活動自体の充実を図っている。ボランティア活動を積極的に行うことで「報恩感謝」で社会貢献し、大学生活をより充実したものにしましょう。
本学では、節電については、ボランティア活動の学生が作成した節電啓発ポスタ-を掲示しました。教室退室時には電気の消灯と、エアコンのスイッチOFFを短期大学在学生に呼びかけ、全員で取り組んでいます。冷房時の室温を28℃で快適に過ごせる軽装や取組を促す活動を学園全体で推進しています。
また、清風学舎では、太陽光発電パネル・地下熱を利用した空調設備、雨水利用設備を導入。人にも地球にも優しい環境配慮型の建物で学んでいます。