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んぐまーま 保育学科 2019年3月号 保育学科 ~なわてジェンヌ 大いなる世界へ…

2019年03月01日

なわてジェンヌ 大いなる世界へ  ~こころはいつも〝快晴〟~

合田 誠

 3月9日(土)に2年生が旅立ちます。毎年、この日は一人ひとりの顔を見ていると2年前の入学時と比べて、本当に成長したのを肌で感じます。今回は卒業生のなかで、最も頑張ったひとりを紹介したいと思います。

 彼女は、決して家庭環境に恵まれていたわけではなく、出生から今日まで本当に紆余曲折があったことを聞かせてもらいました。その苦節のなかでも、「経済的」事情がその背中に重くのしかかってきたとのことでした。これ以上、母親に負担をかけるのは忍びない。だったら、進学するのでなく、就職するのが最良ではないかと何度も頭をよぎったそうですが、その都度周囲の支えもあり、乗り越えてきたとのことでした。

 彼女自身でもこの状況を打破するため、アルバイトに従事しました。しかしながら、アルバイト収入も限りがあるので、これに加えて「奨学金」を活用する方法をとりました。学校での「奨学金」はもちろんのこと、外部の「奨学金」を活用する方法です。また、すべてに共通するのは「借りる」のではなく、「給付」される「奨学金」を申請するように限定しました。「給付型」の奨学金を受けるためには、本学だけでなく外部団体も「成績優秀」というハードルを設定しているため、入学時より、一生懸命に勉強に打ち込みました。その努力の甲斐があって、申請した「給付型」の「奨学金」がすべて承認されました。学内成績でもトップクラスでした。そして就職先も、将来を見据えて「公立保育士」の合格を目標に、本学が実施している「公務員受験対策」の支援講座に参加し、これもその念願を叶えました。

 先日、「奨学金」給付を受けた外部団体の懇親会に彼女と共に参加し、その会の終了後にゆっくりとこの2年間の流れについて話しを聞くことができました。その際に、この2年間は学業とアルバイト一色できたわけではなく、上手に時間をつかって、楽しんだことも聞かせてもらいました。本当に時間を有効につかって過ごしていたのがよく分かりました。

 彼女こそ、教職員が学生に求める「なわてジェンヌ」の域に到達してくれたと確信しました。


んぐまーま 2019年3月号

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